グラミー賞受賞ラッパーであるJ. コールが、バスケットボール・アフリカ・リーグ(BAL)に参戦するようだ。J. コールがBAL所属のルワンダ・ペイトリオッツBBCでプレイする見込みだと、『ESPN』のマーク・J・スピアーズ記者が報じている。 BALはNBAとFIBAが共同で運営する新プロリーグ。アフリカにある合計12チームで構成されたリーグは、本来昨年3月に初シーズンの開幕を迎える予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大により延期されていた。 報道によれば、36歳のJ. コールはすでにルワンダ共和国に入国しており、現地5月16日に開幕するBALでプレイするべく現在は隔離期間中。13日には、チームとの契約が正式に発表される予定だという。 21サヴェージとの共演楽曲である『A Lot』が昨年のグラミー賞における最優秀ラップ・ソングに選出され、2019年のオールスターゲームではハーフタイムショーを担当するなど全米屈指のラッパーとして知られるJ. コール。サンフォード高時代はバスケットボールに打ち込み、進学したセント・ジョンズ大でもラッパーとしての道を選択するまでプレイしていた。近年はピックアップゲームでNBA選手に対して活躍する姿がSNSなどで出回っており、一時はNBAチームへのトライアウトに参加する可能性も報じられていた。