オクラホマシティー・サンダーの様々な歴代記録を塗り替えているラッセル・ウェストブルックが、また新たな記録を塗り替えた。 ウェストブルックは、現地2月14日に行われたニューオリンズ・ペリカンズ戦の第1Q(クォーター)に決めたドライビングレイアップの得点により、NBAレジェンドのゲイリー・ペイトンの記録を抜いて球団史上最多得点選手になった。2008年のNBAドラフト1巡目全体4位指名でシアトル・スーパーソニックスに入団したウェストブルックは、チームがオクラホマシティーに移転して以降も1つの球団でプレーし続け、この試合までにキャリア通算18203得点を記録して、ペイトンの記録まであと5点というところにまで迫っていた。 ペイトンは、球団がシアトルにあった頃の英雄だ。彼は、9度のオールスター出場と、9度のオール・NBA・ディフェンス賞と、1995-96シーズンの最優秀守備選手賞という輝かしい経歴を持ち、1996年にはソニックスをNBAファイナルに導いている。 ペイトンとウェストブルックは、アシスト、スティール、フィールドゴール成功数、フィールドゴール試投数といった部門で球団歴代記録のトップを争っている。 この日の試合を44得点、14リバウンド、11アシストで締めくくったウェストブルックは、自身が持つトリプルダブルの連続試合数を11試合に伸ばした。 試合は、131-122でペリカンズが勝利している。