マブズオーナー、“瞬間湯沸かし器癖”を持つルカ・ドンチッチにリクエスト「ジョーダンのように…」

ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチは3年目の今季も、リーグ3位の平均28.7得点、同6位の8.7アシスト、8.0リバウンドとシーズントリプルダブル級の働きを見せている。2名実ともにリーグを代表するスーパスターに上り詰めたが、ヒートアップしやすい性格は課題の一つとされる。オーナーのマーク・キューバンが、フランチャイズの将来を担う22歳へメッセージを送った。 2018年のドラフト全体3位でアトランタ・ホークスに指名され、トレイ・ヤングと将来のドラフト1巡目指名権とのトレードでマーベリックスに加入したドンチッチ。1年目に平均21.2得点、7.8リバウンド、6.0アシストを記録して新人王に輝くと、2年目の昨季はトリプルダブルを連発してオールスターにも初出場を果たした。今季も主要3部門でチームを牽引し、ウェスタン・カンファレンス6位に導いている。 緩急をつけた変幻自在のドリブル、卓越したパスセンスと状況判断、どこからでもゴールを射抜けるシュート力とまさに万能だが、熱くなりすぎる一面がたまにキズ。ファウルを誘ったプレイでコールがされず、不満を露わにするシーンも少なくない。今季はドワイト・ハワード(フィラデルフィア・76ers/15回)に次いで、リーグ2番目に多いテクニカルファウル13回を受けている。 キューバンオーナーはポッドキャスト『105.3 THE FAN』で、ドンチッチとレフェリーの関係について見解を述べた。 「ルカはおそらくレフェリー(の判定)にフラストレーションを覚えている。彼はとてもスマートだ。何が起こっているか把握している。(判定を)厳しく叱責したのも初めてじゃない。相手との接触でダメージを受けて、出血していたこともあるからね。ファウルがもらえず、口に出してしまうことがある。ルカは単純にエモーショナルな選手なんだ。マイケル・ジョーダンのように、対戦相手を倒すために、怒りを闘争心に変えて戦ってもらいたい」 神童ドンチッチが、冷酷かつ無類のコンペティターだったジョーダンのように、プレイに100%集中した暁には、さらなるステップアップを果たすに違いない。

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