日本時間4月17日(現地16日)、トロント・ラプターズの渡邊雄太がホームのアマリー・アリーナで行なわれたオーランド・マジック戦に途中出場した。渡邊は控え選手の中では最長となる26分プレイして、キャリアハイの21点(フィールドゴール7/11、3ポイント2/4、フリースロー5/5)、6リバウンド、2アシスト、1ブロックを記録。試合は113-102でラプターズが勝利した。 渡邊は第1クォーターからエンジン全開だった。残り4分33秒にクリス・ブーシェイとの交代でコートインすると、第1クォーター終了までに3ポイントやダンクなどを立て続けに沈め、9点、4リバウンドを記録する。その後もオフェンスの積極性は失われず、第4クォーター残り6分52秒にこの日15点目となるフリースローを沈めて自己最多得点を更新。さらに、そこから3ポイントなどで6点を積み上げ、チーム2位となる21点をマークした。今日の試合はパスカル・シアカム、OG・アヌノビー、ギャリー・トレントJr.らが欠場だったが、見事にその穴を埋めて見せた。 試合後の会見では、「ここ数試合はアピールできていると思います。僕自身はスタッツじゃないって言ってるんですけど、やっぱり今日みたいな日があると凄く自信につながるので、今日はいい活躍ができたんじゃないかと思っています」と振り返った。 ラプターズは渡邊のほか、ポール・ワトソンが30点、4リバウンド、フレッド・バンブリートが6点、6アシスト、ブーシェイが11点、7リバウンド、マラカイ・フリンが6点、8アシスト、2スティールをマークした。対するマジックは、ウェンデル・カーターJr.が20点、9リバウンド、コール・アンソニーが19点、7リバウンド、5アシスト、チュマ・オキキが14点、3アシストを記録している。 2連勝で23勝34敗としたラプターズは19日(同18日)にホームでオクラホマシティ・サンダーと、18勝38敗となったマジックは同じ日にホームのアムウェイ・アリーナでヒューストン・ロケッツと対戦する。