今年のNBAオールスターゲームのチーム分けが、それぞれのキャプテンによるドラフトで決定した。チーム・レブロンのキャプテンのレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)と、チーム・ヤニスのキャプテンのヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)によるドラフトの様子は、現地2月7日に全米放送されている。 NBAオールスターのチーム分けは、両軍のキャプテンを務めるジェームズとアデトクンボが、残りの22名の選手を東西のカンファレンスの垣根を超えて1名ずつ指名する『ドラフト制』で決められる。彼らは、まず第1ラウンドで先発の4名ずつをドラフトし、次の第2ラウンドでリザーブの7名ずつをドラフトし、最後の第3ラウンドで特別枠のダーク・ノビツキーとドウェイン・ウェイドのどちらかを指名する。 ジェームズが最初に指名したのは、ゴールデンステイト・ウォリアーズのケビン・デュラントで、続いてアデトクンボが指名したのはウォリアーズのステフィン・カリーだった。 この放送がトレード・デッドライン当日だったことにちなみ、ドラフトが全て終わった後に両チームのキャプテンには1度だけトレードをすることが認められ、チーム・ヤニスがトレードによりラッセル・ウェストブルック(オクラホマシティー・サンダー)を獲得し、チーム・レブロンがベン・シモンズ(フィラデルフィア・76ers)を獲得することになった。 このドラフトにより決定したNBAオールスター2019のチーム分けは以下の通り。(それぞれの指名順に記載) チーム・レブロン第1ラウンド(先発)ケビン・デュラントカイリー・アービングカワイ・レナードジェームズ・ハーデン第2ラウンド(リザーブ)クリス・ミドルトンニコラ・ヨキッチベン・シモンズ(ウェストブルックとのトレード)ブレイク・グリフィンディアンジェロ・ラッセルニコラ・ブチェビッチカイル・ラウリー第3ラウンド(特別枠)ドウェイン・ウェイド チーム・ヤニス第1ラウンド(先発)ステフィン・カリージョエル・エンビードポール・ジョージケンバ・ウォーカー第2ラウンド(リザーブ)アンソニー・デイビスクレイ・トンプソンデイミアン・リラードラッセル・ウェストブルック(シモンズとのトレード)ラマーカス・オルドリッジカール・アンソニー・タウンズブラッドリー・ビール第3ラウンド(特別枠)ダーク・ノビツキー <ドラフトの様子をVOD(英語解説)で見たい方はこちら!>