日本時間3月12日(現地11日)、トロント・ラプターズはホームのアマリー・アリーナでアトランタ・ホークスと対戦し、120-121で敗れた。ラプターズの渡邊雄太は7分出場して3点を記録している。今季の成績は両チームともに17勝20敗となった。 渡邊がコートインしたのは第2クォーター中盤。直後に3ポイントを沈め、自慢のディフェンスでも存在感を発揮した。次に出番が来たのは第4クォーター序盤で、ここでも懸命なプレイでチームに貢献。ラプターズが10点リードしていた残り5分27秒でベンチに下がっている。プラスマイナスはチーム2位の+13だった。 しかし、そこから試合の流れがホークスに傾く。12点を連取して一気に差を縮めると、最後はトニー・スネルがブザービーターとなる3ポイントを沈めて大逆転勝ち。最大15点ビハインドをひっくり返して見せた。 ラプターズは渡邊以外にノーマン・パウエルが33点、4アシスト、控えのクリス・ブーシェイが29点、9リバウンド、カイル・ラウリーが17点、12アシスト、アーロン・ベインズが11点、15リバウンドを記録した。なお、ラウリーはこの試合でラプターズでの通算得点が1万292点となり、クリス・ボッシュを抜いて球団2位となった(1位はデマー・デローザンの1万3296点)。パスカル・シアカム、フレッド・バンブリート、OG・アヌノビーはリーグが定める健康・安全プロトコルにより欠場している。 ホークスはトレイ・ヤングがゲームハイの37点、5リバウンド、6アシスト、クリント・カペラが9点、19リバウンド、5ブロック、控えのダニーロ・ガリナーリが20点、5リバウンドをマーク。ホークスはネイト・マクミラン暫定HC(ヘッドコーチ)就任以降、3戦全勝を記録している。 ラプターズは14日(同13日)に敵地でシャーロット・ホーネッツと、ホークスは同日にホームでサクラメント・キングスと対戦する。