トバイアス・ハリスがシクサーズへ!!

現地2月5日深夜、ロサンゼルス・クリッパーズとフィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)との間で複数の選手とドラフト指名権が絡むトレードが成立したと、複数のメディアが報じた。 トレードの詳細を最初にリポートしたESPNのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によると、クリッパーズはトバイアス・ハリスとボバン・マリヤノビッチとマイク・スコットをシクサーズにトレードし、その見返りとしてランドリー・シャメット、ウィルソン・チャンドラー、マイク・マスカラ、2020年のドラフト1巡目指名権、2021年のドラフト1巡目指名権(マイアミ・ヒート経由でプロテクト無し)、2021年と2023年のドラフト2巡目指名権がクリッパーズに渡ったとのことだ。 ラモーナ・シェルバーン記者によると、クリッパーズに渡った2020年のドラフト1巡目指名権は、3年間のロッタリー・プロテクトがかかっており、3年後には2つのドラフト2巡目指名権(2023年と2024年)に変更されるとのことだ。 また、レイチェル・ニコルズ氏は、2016年にメンフィス・グリズリーズ経由でボストン・セルティックスに渡ったクリッパーズの2019年のドラフト1巡目指名権は2020年までロッタリー・プロテクトがかかっており、2020年まで指名権が使われなかった場合は2022年のドラフト2巡目指名権に変更される点に注目している。今回のハリスのトレードによりクリッパーズはプレーオフを逃す可能性があるため、1巡目指名権のロッタリー・プロテクトが適用される可能性が高いからだ。 ウォジナロウスキー記者は、今回のトレードによってシクサーズがキャップスペースを空けたことに注目している。彼らは、来シーズン以降もハリス、ジミー・バトラー、ジョエル・エンビード、ベン・シモンズという『新ビッグ4』をキープできるだけのサラリーの余裕を作った。現在、エンビードは延長契約の1年目で、シモンズはルーキー契約の3年目だ。

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