ウィザーズの八村塁が15点を記録 ラプターズの渡邊雄太は左足首捻挫で欠場

日本時間2月11日(現地10日)、八村塁が在籍するワシントン・ウィザーズがホームのキャピタルワン・アリーナでトロント・ラプターズと対戦し、115-137でウィザーズが敗れた。勝ったラプターズは2連勝。八村は32分出場して15点(フィールドゴール6/14、3ポイント1/5、フリースロー2/2)、7リバウンド、3アシスト、1スティールを記録。ラプターズの渡邊雄太は前日の練習中に左足首を捻挫した影響で欠場となり、2019年12月以来となる日本人選手の直接マッチアップはお預けとなった。 八村は序盤から積極的な攻めでウィザーズのオフェンスを牽引した。第1クォーターではチーム最初の得点を奪うなど、フィールドゴールはチーム最多の7本放って4本成功。チームが挙げた28点のうち8点を記録した。しかし、その後はオフェンス面で存在感が薄まってしまう。第2クォーター終了間際にコーナーから3ポイントを沈めるも、後半は4点にとどまっている。 試合は第1クォーターからラプターズが走る。巧みなチームプレイやウィザーズのミスに付け込んで、40-28といきなり12点差を奪った。続く第2クォーターはウィザーズがラプターズとの打ち合いに何とか食らいつき、リードを大きく広げられずに済んだ。その後2桁点差のまま推移するなか、第4クォーター序盤にラッセル・ウェストブルックの3ポイントで、ウィザーズがついに5点ビハインドまで詰め寄る。しかし、もう1本続けばという所でミスが目立ち、なかなか点が奪えず。そんななかラプターズは試合終盤に14-0のランで一気に突き放し、勝利を決定づけた。 ウィザーズは八村のほか、ブラッドリー・ビールがチームハイの24点、4リバウンド、5アシスト、2スティール、ウェストブルックは23点、6リバウンド、7アシストとオールラウンドな活躍を披露したが、ターンオーバーを5つ記録。+/-のスタッツもチームワーストの-22だった。 ラプターズはノーマン・パウエルがゲームハイの28点、7リバウンド、パスカル・シアカムが26点、カイル・ラウリーが21点、フレッド・バンブリートが14点、7アシスト、さらに控えのクリス・ブーシェイが16点、16リバウンド、テレンス・デイビスが13点、ディアンドレ・ベンブリーが10点と、7人が2桁得点をマーク。チーム全体のFG成功率が52.7%(49/93)、3ポイント成功率が59.4%(19/32)と、高精度でシュートを決め続けた。 12勝13敗となったラプターズは12日(同11日)に敵地TDガーデンでボストン・セルティックスと、6勝16敗となったウィザーズは13日(同12日)に再び本拠地でニューヨーク・ニックスと対戦する。

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