サクラメント・キングスのベテランフォワード、ハリソン・バーンズは、NBA9年目の今季に自身過去最高クラスのシーズンを送っている。 平均得点(17.2)はキャリアで3番目に高く、その他リバウンド(6.2)、アシスト(3.6)、FG成功率(49.8%)、3ポイント成功率(41.3%)では自己ベストの成績を残すバーンズの活躍を、『ESPN』のシニアライターであるザック・ロウ記者が高評価。同記者はバーンズを「最も過小評価されている選手」として、自身のポッドキャストで以下のように取り上げている。 「彼は素晴らしいNBA選手だ。小さい相手にはポストアップができ、ショットクロック終了間際の急なピック&ロールにも対応できる。彼が入ることでチーム力が向上するNBAチームは多くあるだろう」 ロウ記者から持ち前の万能性を称賛された28歳のバーンズは、直近6試合で平均21.2得点と調子を上げており、その間にチームも5勝1敗と好調。なお、バーンズが20得点以上をマークした試合で、チームは8勝2敗と圧倒的な勝利を誇っている。 2012年のドラフト1巡目全体7位でゴールデンステイト・ウォリアーズに指名されたバーンズは、これまでにウォリアーズ、ダラス・マーベリックス、キングスの3チームでプレイ。ウォリアーズ在籍時の2015年にはリーグ優勝を経験し、キャリア通算では633試合で平均13.8得点、4.9リバウンド、1.7アシストを記録している。 キングスは次戦、日本時間2月7日(現地6日)にデンバー・ナゲッツと対戦する。バーンズには、チームを今季2度目の3連勝に導く働きが期待される。