プレイメイクで貢献するネッツのジェームズ・ハーデン「多く得点しなくていいのはいい気分」

日本時間1月24日(現地23日)、ブルックリン・ネッツは本拠地バークレイズ・センターで行なわれたマイアミ・ヒート戦に、128-124で勝利した。ジェームズ・ハーデンは12点に留まるも、11アシストで勝利に貢献。このハーデンの活躍ぶりについて、ネッツ公式サイト『BROOKLYNNETS.COM』のトム・ダウド記者が伝えている。 このヒート戦、ハーデンはフィールドゴールを8本しか放っていなかった。しかし、チーム全体ではFG成功率53.7%、3ポイント成功率51.4%を記録している。11アシストを配給したハーデンの存在があったのは言うまでもない。 スティーブ・ナッシュHC(ヘッドコーチ)は、「彼のプレイメイキングスキルは、我々にとって非常に貴重なもの。彼はレイアップやオープンで3ポイントを放てる選手を見つけ、相手ディフェンスを崩して見せた」とハーデンの司令塔としての能力を絶賛する。 ハーデン本人も、「もっと攻撃的に、アグレッシブになれるけど、うちにはたくさんスコアラーがいるんだ」と、プレイメイカーであることを楽しんでいるようにも見える。今季の平均11.0アシストは、堂々のリーグトップだ。 ネッツはリーグトップのFG成功率49.3%を記録しており、ケビン・デュラント、カイリー・アービング、ジェフ・グリーン、ジョー・ハリス、ディアンドレ・ジョーダンは、個人のFG成功率がいずれも50%を超えている。ジョーダンに至っては82.7%という高確率だ。過去3シーズン連続得点王のハーデンだが、今シーズンは2016-17シーズン以来のアシスト王に返り咲く可能性も少なくない。 「試合に勝つチャンスを得るために、そんなに多く得点しなくていいのはいい気分さ。プレイメイカーとしてチームメイトを巻き込みながら、空いた時にシュートを打つ。それで勝つチャンスが得られるんだ。これまでのプレイスタイルから変化したと言えるのかもしれないけど、僕からしたらただ自分らしくプレイすればいいだけなんだ。得点以外の方法でゲームに影響を与えて、毎晩コート上で最高の選手になろうとしているよ」

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