日本時間1月15日(現地14日)、NBAでは全5試合が行なわれる。以下、各試合の見どころを紹介する。
延長にもつれた12日(同11日)の前回対戦では、45点と爆発したジョエル・エンビードの活躍もあり76ersが制した。当時ヒートはジミー・バトラー、バム・アデバヨ、エイブリー・ブラッドリーをリーグ規定の健康・安全プロトコルによって欠き、8人で戦わざるを得なかったのが響いたが、今回の再戦ではコートに戻ってこられるか。
ホーネッツは前日のマーベリックス戦でFG成功率が38.0%に落ち込み、連勝が4でストップ。フィールドゴールを15本中10本ミスと精彩を欠いたゴードン・ヘイワードの復調に期待したい。ラプターズは敵地4連戦を1勝3敗で終え、ようやくホームへ。12日(同11日)のブレイザーズ戦では5試合ぶりに出番のなかった渡邊雄太は、出場機会を与えられるか。
2連敗中のロケッツはジェームズ・ハーデンを放出する電撃トレードが報じられた。正式発表こそまだだが、仮に明日時点でロスターに残っていても欠場が濃厚。残ったメンバーで3試合ぶりの勝利を目指すことになるだろう。アウェイ5連戦を4勝1敗で終えたスパーズは、およそ10日ぶりのホームゲームとなる。直近2戦でチームハイの得点を挙げているロニー・ウォーカー四世が、オフェンスのキーマンとなりそうだ。
ウォリアーズはステフィン・カリーが若干調子を落としているものの、アンドリュー・ウィギンズがカバー。直近2戦でチームハイの得点をマークするなど、エースの不調を補填している。直近6戦で4勝と好調のナゲッツだが、ホームでは今季2勝4敗と負け越している。平均トリプルダブルをマークする二コラ・ヨキッチを中心とした攻撃的なオフェンスで、流れを変えたい。
ペイサーズは13日(同12日)のウォリアーズ戦で、チーム今季最小の95失点に封じるディフェンスを披露。ステフィン・カリーに対するタフな守備が光ったエドモンド・サムナーに注目だ。対する4連勝中のブレイザーズは、その間平均126点とオフェンスが絶好調。14日(同13日)のキングス戦ではデイミアン・リラードが40点をマークするなど、果敢に攻めて自分たちのペースに持ち込みたい。