ラジョン・ロンドは完全FA(フリーエージェント)になった今オフにアトランタ・ホークスと契約した。昨季ロサンゼルス・レイカーズで自身2度目の優勝を飾った34歳のベテランポイントガードは、有望なタレントを揃える新チームの可能性に太鼓判を押している。 「トレイ・ヤング、ジョン(コリンズ)、ケビン・ハーターなどの若い選手たちには大きな伸びしろがある。今季のイーストはタレント的に見るとそこまでタフじゃない。どのチームにもトップに立つ可能性があると思うんだ。プレイオフに入れば、どんなことでも起こり得る」 新天地では3年目のヤングのメンターとしても期待されるロンドだが、自身の役割をしっかりと理解し、受け入れているようだ。 「自分もここまでの選手になるまで、多くのベテランが助けてくれた。それを還元するのは当然のことだよ」 昨季自身初のオールスターに選出されたヤングも経験豊富なロンドの加入を喜んでいる。「僕は優勝したい。それを達成するために踏まなければいけないステップがあるが、彼はそれを知っている。僕はまだその答えを持っていない」とロンドから多くを学びたいと語った。 ホークスはロンド以外にも、ダニーロ・ガリナーリ、ボグダン・ボグダノビッチといった実力者を今オフに獲得。新シーズンでは、4年ぶりのプレイオフ進出が期待されている。