ステフィン・カリーがウォリアーズでキャリアを終えることを希望 チームと契約延長の話し合いを開始

ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは、このままウォリアーズの選手として自身のキャリアを終えることを望んでいるようだ。 2017年に締結した当時史上最高額の5年総額2億100万ドル(約209億円)という契約が、今季含めてあと2年残るカリーだが、チームと契約延長に関する話し合いを始めたと、12月7日(日本時間8日)の会見で明かした。『ESPN』のニック・フリーデル記者が伝えている。 「(契約延長について)話はしている。今はすべてが(交渉の)テーブルの上にある。ウォリアーとしてどのような将来が待っているかというすべてを話しているんだ。もちろん僕は(チームに)完全にコミットしているよ」 これまでにも父デル同様にNBAで16年プレイすることを目標にしていると語ってきたカリー。今季でキャリア12年目を迎えるなか、可能ならば40歳まで現役を続けたいとしている。 「父がリーグで16年間プレイしたから、ずっと16年というのをゴールにしていた。これからは体の声を聞くことが大事になってくるが、未来は誰にも予測できない。ただ、自分はこれまでも可能な限りこのレベルでプレイしたいと言ってきた。そして自分で幕を閉じる事ができるような状況にいたい。それがいつになるかは分からないけど、40歳に近ければいいね」 また、カリーは12月22日(同23日)に開幕が迫る今季に向けての意気込みも語っている。“スプラッシュ・ブラザーズ”の弟役であるクレイ・トンプソンがアキレス腱断裂で再びシーズン全休となってしまったが、「僕らにはピースが揃っている。人々を驚かせるためのタレントと経験があるし、ウェスト上位を争いたいね」とチームの戦力に自信を示した。 今オフにドラフト1巡目全体2位のジェームズ・ワイズマン、進境著しいケリー・ウーブレイJr.らを新たに加えたウォリアーズ。大黒柱のカリーは、新戦力とともに愛するチームを再びコンテンダーに押し上げる事ができるか。

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