現地1月23日にマディソン・スクエア・ガーデンで行われたニューヨーク・ニックス戦で、ヒューストン・ロケッツのジェームズ・ハーデンがキャリアハイの61得点を記録した。 この日、ハーデンは勝負を決めるダンクシュートを決めて61得点に到達し、『マディソン・スクエア・ガーデンでプレーしたアウェイチームの選手の最多得点記録』でコービー・ブライアントに並んだ。 この試合でハーデンはスリーポイントシュートを20本中5本しか決められなかったが、フリースローを25本中22本成功させている。フィールドゴールは全部で38本中17本成功だが、この日の61得点には全てアシストが付いておらず、全て個人技による得点だった。 ハーデンは「ガーデンに来たから張り切ったんだ」とコメントしている。 1968年以降のマディソン・スクエア・ガーデンにおける最多得点記録は以下の通り。(日付は全て現地時間) ・62得点 / カーメロ・アンソニー(ニューヨーク・ニックス) / 2014年1月24日・61得点 / コービー・ブライアント(ロサンゼルス・レイカーズ) / 2009年2月2日・61得点 / ジェームズ・ハーデン(ヒューストン・ロケッツ) / 2019年1月23日・60得点 / バーナード・キング(ニューヨーク・ニックス) / 1984年12月25日・55得点 / マイケル・ジョーダン(シカゴ・ブルズ) / 1995年3月28日・55得点 / バーナード・キング(ニューヨーク・ニックス) / 1985年2月16日・54得点 / ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ) / 2013年2月27日・52得点 / レブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ) / 2009年2月4日 この試合におけるハーデンのその他の偉業は以下の通り。 ・前半残り3分の段階で21試合連続の30得点超えを達成・直近の5試合の間に決めた261得点のフィールドゴールを全てアシスト無しで記録・直近5試合の平均得点は52.2得点・1976年以降で、1シーズンに50得点以上を5回記録したのはマイケル・ジョーダンとコービー・ブライアント以来3人目・1試合で20本以上のスリーポイントシュートと20本以上のフリースローを試投した選手はNBA史上初・1ヶ月の間に55得点以上を3回達成したのは、1963年のウィルト・チェンバレン以来初