シカゴ・ブルズが期待を寄せている新人センターのウェンデル・カーターJr.が、左手親指の怪我により8〜12週間の戦線離脱となるようだ。 チームによると、現地1月15日のロサンゼルス・レイカーズ戦で負傷したカーターJr.は、医師から手術を勧められているそうだ。 当初、カーターJr.の負傷は単なる捻挫だと診断されていたが、手の医療スペシャリストであるチームドクターのジョン・フェルナンデス医師とマーク・コーヘン医師が詳しく調べたところ、彼の怪我はシーズン全休を覚悟するほどの重症であることが明らかになった。 2018年のNBAドラフト1巡目全体7位でブルズに入団したカーターJr.は、プロ入り1年目の今シーズンは1試合平均10.3得点、7リバウンドを記録している。 現在、ブルズはNBAワースト2位の成績に甘んじている。彼らはシーズン開幕から相次ぐ怪我人に悩まされているが、チームの不振を理由に同12月3日にフレッド・ホイバーグ氏がヘッドコーチの職を解任され、現在はジム・ボイレンHC(ヘッドコーチ)がチームの指揮を執っている。