ゴードン・ヘイワードにプレイヤーオプション破棄の噂 米記者「セルティックス残留は確定事項ではない」

ボストン・セルティックスのゴードン・ヘイワードが、現行の契約を破棄して完全FA(フリーエージェント)になる可能性があるようだ。 現在ヘイワードとセルティックスの契約は1年残っているが、これはプレイヤーオプションであり、ヘイワードが権利を行使しない場合は完全FAになることができる。ただ、推定3400万ドル(約35億6000万円)という高額な年棒と、セルティックスの戦力を考慮すれば、セルティックスがトレードしない限りはヘイワードがチームに残留するのは濃厚と見られている。 しかし、『ESPN』のザック・ロウ記者によれば、ヘイワードが契約を破棄するという噂が関係者の間で出ているようだ。ロウ記者は自身のポッドキャスト番組にて、「あくまで噂」と断ったうえで、ヘイワード移籍の可能性について語っている。 「いくつか噂がある。これは煙のようなものだけど、火のないところに煙は立たない。はっきりとは分からないが、ゴードン・ヘイワードのセルティックス残留は確定事項ではないと思う。どれだけのチームがヘイワードに興味を示しているのかは分からないし、実際には何も起きないかもしれない。ただ、ちょっとした噂が出回っている」 ロウ記者に同調するように、番組にゲスト出演した元ブルックリン・ネッツのアシスタントGM(ゼネラルマネージャー)であるボビー・マークス氏は、ヘイワードがFA市場で自らの選択肢を探る可能性を示唆した。 「ヘイワードの代理人であるマーク・バーテルスタインは、今、リーグの状況を探っていると思う。彼はアル・ホーフォードと同じ計画を立てている」 マークス氏が言及したホーフォードは昨オフ、プレイヤーオプションを行使せずセルティックスとの契約を破棄。完全FAとなったあと、フィラデルフィア・76ersと4年総額1億900万ドル(約114億円)の契約を結んでいる。 2019-20シーズンは出場52試合で平均17.5得点、6.7アシスト、4.1リバウンドを記録したヘイワード。ホーフォード同様に、複数年の大型契約を求めてFAとなるのか。

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