11月18日(日本時間19日)に行われる予定となっている今年のNBAドラフトの選考で、重要な判断要素となるNBAチームとドラフト候補選手の直接面談が10月16日から11月16日の約1か月にわたって行われるようだ。『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者がツイッターで報じている。面談には、メディカルチェックとワークアウトも含まれているとした。 シャラニア記者によると、この期間に各チームが召集できるのは最大10選手まで。選手1人につき2回までの召集が認められているという。面談実施には、選手が事前72時間以内に新型コロナウイルスの検査で陰性判定されている必要がある。また、選手の面談に同席できる球団幹部は3名まで、また、親族やエージェントなど選手側の同伴者も合計3名までと決められていると、シャラニア記者は伝えている。
アメリカの大学バスケットボールリーグ(NCAA)や海外リーグが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中断したことにより、ドラフト候補選手が試合でプレイする様子を見る機会が通常よりも少なくなったため、今年のNBAドラフトでは各チームが難しい判断を強いられることが予想されている。 今年のロッタリー指名権は上から、ミネソタ・ティンバーウルブズ(1位)、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(2位)、シャーロット・ホーネッツ(3位)、シカゴ・ブルズ(4位)、クリーブランド・キャバリアーズ(5位)、アトランタ・ホークス(6位)、デトロイト・ピストンズ(7位)、ニューヨーク・ニックス(8位)、ワシントン・ウィザーズ(9位)、フェニックス・サンズ(10位)、サンアントニ・スパーズ(11位)、サクラメント・キングス(11位)、ニューオーリンズ・ペリカンズ(12位)、ボストン・セルティックス(13位)が保持。そんななか、アンソニー・エドワーズ(ジョージア大)、ジェームズ・ワイズマン(メンフィス大)のほか、ロンゾ・ボール(ペリカンズ)の弟のラメロ・ボールの名前が、トップ指名候補として挙がっている。