ゴールデンステイト・ウォリアーズは昨季まで7季連続でプレイオフに進出し、5度のNBAファイナル進出と3度のリーグ優勝を果たしたが、今季はカンファレンス最下位(15勝50敗)に沈みプレイオフ進出を逃した。 今季怪我で本来の活躍を披露できなかったステフィン・カリーとクレイ・トンプソンが復帰する来季は、プレイオフ戦線に戻ってくることが予想されるウォリアーズだが、再び優勝候補に返り咲くためには何が必要になるのか。チームの大黒柱であるカリーが、『Bleacher Report』のスコット・ポラセック記者とのインタビューで自身の見解を示した。
「僕らにはタレントが必要だ。最終的には、優秀な選手を集めてオプションを豊富にすることが大事だと思う。チームには豊富なアセットがあるし、怪我人も復帰している。(ロスターの強化は)上手くいくと思うよ。これまでも僕らのフロントはタフな場面で正しい判断を下してきているからね」 現在ウォリアーズには、今年のドラフト1巡目全体2位の指名権や、昨季にアンドレ・イグダーラ(現マイアミ・ヒート)を放出したことで得た1720万ドル(約18億円)のトレード・エクセプションなど、豊富なアセットがある。これらを使い、カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンら主力の脇を固めるべく、フロントがロスター強化に動き出す可能性は高い。 現時点では噂レベルではあるが、インディアナ・ペイサーズのマイルズ・ターナーや、オーランド・マジックのアーロン・ゴードンなどの名前が獲得リストに挙がっているとされている リベンジを期す来季に向けて元王者がどのような補強を行うのか、オフシーズンの大きな注目点となる。