ドワイト・ハワードをマジック時代の指揮官が称賛「役割を受け入れた」

ロサンゼルス・レイカーズのドワイト・ハワードは、平均20得点超えを4度達成するなど全盛期を過ごしたオーランド・マジックでは攻守におけるチームの大黒柱だった。しかし34歳となった今シーズンは、2009年から3年連続で最終守備選手賞に輝いた実績を買われ、主にディフェンス面での活躍を期待されている。 今季は平均得点(7.5)と出場時間(18.9)で自己ワーストの数字を記録したハワードだが、その短い時間で7.3リバウンド、1.1ブロックと自身の任務を遂行し、10年ぶりのファイナル進出を果たしたレイカーズを支えた。かつてマジックでピーク時のハワードを指揮したスタン・バン・ガンディは、『NBA TV』に出演した際に、精神面で成熟し、自分の役割をこなすことで試合にインパクトを残すハワードに賛辞を送っている。

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「彼はレイカーズで、守備、ブロックショット、リバウンド、コートを走るといった役割を受け入れた。彼は自分自身でオフェンシブリバウンドを取らない限り、オフェンスにおいてはボールに触れないということを理解し、それを受け入れたんだ。彼は今自分の強みを生かしてプレイしている。常に素晴らしいディフェンダーだったが、それをこのファイナルでも見せてくれているね」 チームの大黒柱として臨んだ2009年のファイナルでは敗れたハワード。当時の対戦相手だったレイカーズでロールプレイヤーへと変貌した“元No.1センター”は、自身初の栄冠を掴めるのか。

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