マーカス・スマートが同僚ジェイレン・ブラウンとの“口論”に見解「リーダーとして時に悪者にならないといけない」

ボストン・セルティックスのマーカス・スマートは、マイアミ・ヒートとのカンファレンス準決勝第2戦後、同僚ジェイレン・ブラウンとロッカールーム内で激しい言い合いを繰り広げた。“内紛”の可能性も懸念されたが、逆にチームは一致団結。再び同じシチュエーションに直面しても、同様の行動に出るとスマートは語っている。 現場にいた記者陣によれば、叫んだのはスマートだけではなかったが、どれよりも際立ったのはスマートの声だったというなかで、いったい何が起こっていたのか。第2戦後のロッカールームでの出来事をスマート本人が改めて振り返り、その内容を『NBC Sports Boston』のアビー・チン記者が伝えている。

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「俺たちは全員動揺していた。大きなリードを奪った勝つべき試合だったのに、両方とも落として0勝2敗と劣勢に立たされたからね。第4クォーターにリードを台無しにして、文字通り勝利が手からこぼれ落ちてしまった。リーダーとして、そういう状況では時に悪者にならなければいけない。『ザ・ラストダンス』でもそうだった。偉大なチームにおいては、時にリーダーがその役目を負う必要がある」 1997-98シーズンのブルズに密着して撮影したドキュメンタリー10部作『ザ・ラストダンス』では、ジョーダンが同僚に厳しい言葉を浴びせて発破をかけるシーンがあり、それに感化されたというスマート。目標を成し遂げるためにはブラウンとの“衝突”は必然だったと述べた。 「俺たちは言い争いを通して、お互いを本当に理解する方法を学んだ。もちろんすべてにおいて全員が同じ意見じゃない。だけど、何が良くて、何が悪いか、本当の意味で区別する教訓を得た。ジェイレンは俺のブラザーだ。ジェイレンのためなら何でもする。それが俺たちの築いてきた関係さ。多くの点で似ているんだ。俺たちはとにかく競争心が強い。自分の信念を貫いているから、誰が相手であっても引かないんだ」 ヒートとのシリーズを制し、2009-10シーズン以来のNBAファイナルへ――。スマートは闘志を前面に出しつつ、「フォア・ザ・チーム」の精神で勝利を追い求め続ける。

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