ドレイモンド・グリーン、セルティックスの“ロッカールーム内論争”に見解「強いチームのほうが言い争いは多い」

ボストン・セルティックスは9月17日(日本時間18日)に行われたマイアミ・ヒートとのカンファレンス準決勝第2戦後に、マーカス・スマートとジェイレン・ブラウンがロッカールーム内で激しい言い合いを繰り広げた。 セルティックスにとってチーム内の亀裂は致命傷にもなりかねないが、ゴールデンステイト・ウォリアーズで3度の優勝を経験したドレイモンド・グリーンは、選手同士の言い争いは大した問題ではないと考えているようだ。 『TNT』の番組に出演したグリーンは、解説者のシャキール・オニールやチャールズ・バークレーに対してこのように語った。 「現実的なことを言うと、弱いチームより強いチームのほうが言い争いは多いと思う。なぜなら、弱いチームの選手は、ただ口論するだけだからだ。もし俺が弱いチームにいて、チームメイトに『おい、シャキール・オニールは俺にパスしてくれないじゃないか。おかげで俺はただ立っているだけだ』と訴えたら、俺とチームメイトは一緒になってオニールを睨みつけるはずだ。すると、オニールはきっと激怒するだろう。だが、もし俺が強いチームにいたら、ちゃんとチームメイトのプレイを見たうえで『第1クォーターに見せた君の態度は良くない。俺たちのオフェンスは調子が良かったし、何点かリードしていた。だが、君はボールに触れなかったからといって、ガックリと肩を落としていた。君はこのチームのベストプレイヤーなんだぞ』と指摘する。俺が言いたいのは、こういうことなんだ」 グリーンによれば、メディアが報じるような事態ではなく、あくまで結果的にセルティックスが負けているにすぎないという。 「勝っているチームは負けているチームよりも言い争いをする。メディアは、負けているチームのことについて取り沙汰したがる。そして、セルティックスは今負けている。それだけのことだ」 グリーンは、プレイコールに従わずに勝手にシュートを打ったケビン・デュラント(現ブルックリン・ネッツ)を試合中に意見した過去がある。選手同士が絶えずチームメイトのプレイに目を配り、正しい指摘ができることが優勝できる”強いチーム”の条件なのかもしれない。

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