複数の情報筋によると、シカゴ・ブルズがヒューストン・ロケッツのマイケル・カーター・ウィリアムズをトレードで獲得するようだ。カーター・ウィリアムズがブルズの一員になるのは2016-17シーズン以来2度目だが、今回は、彼は1試合もプレーすることなくチームを去ることになりそうだ。 ESPNのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者とHouston Chronicleのジョナサン・フェイガン記者によると、今回のトレードでブルズはカーター・ウィリアムズと金銭を獲得し、ロケッツは厳重なプロテクトがかかった2巡目指名権を獲得したとのことだ。 複数の情報筋によると、リーグが規定する「全ての選手の契約を保証する期限」である現地1月7日午後5時までに、ブルズはカーター・ウィリアムズを即刻解雇すると見られている。Chicago TribuneのKC・ジョンソン記者によると、ブルズは先週のトレードでメンフィス・グリズリーズから獲得したマーション・ブルックスも同期限までに解雇する見込みだ。 ロケッツは、ドラフト外から2WAY契約を結んだダニュエル・ハウスが期待以上の貢献を見せたため、2WAY契約選手がNBAチームに帯同できる上限の45日目を迎えようとしているハウスのために、ロスター枠の空きを作る必要があった。そのため、今シーズン無保証契約だったカーター・ウィリアムズがカーメロ・アンソニーよりも先にトレードされることは当初から予想されていたと、The Athleticのアリカン・ビジャーニ記者はリポートしている。 2013年のNBAドラフト1巡目全体11位でフィラデルフィア・76ersに入団したカーター・ウィリアムズは、2014-15シーズンの途中にミルウォーキー・バックスにトレードされ、2016年のオフシーズンにバックスからブルズへとトレードされた。2016-17シーズン、彼はブルズで45試合に出場し、1試合平均6.5得点、3.4リバウンド、2.5アシストを記録したが、2017年のオフにブルズと再契約を結ばなかった。彼は2017-18シーズンをシャーロット・ホーネッツでプレーした後、昨年の夏にフリーエージェントでロケッツと契約した。 2013-14シーズンの新人王を受賞したカーター・ウィリアムズは、今シーズンはロケッツで16試合に出場して1試合平均4.3得点、1.3アシストを記録していた。