ロサンゼルス・レイカーズが127対101でゴールデンステイト・ウォリアーズを下したクリスマスゲームの第3Q(クォーター)中盤に、レイカーズのレブロン・ジェームズが左脚付け根を負傷した。試合翌日に行われたMRI検査の結果、彼の怪我が「左脚付け根の捻挫」であることが正式に発表された。 現地12月25日にオラクルアリーナで行われた試合の第3Q残り7分51秒、フリースローライン周辺にボールを持ち込んだジェームズは足を滑らせてフロアに倒れ込んだ。彼が左脚の付け根を負傷したのは、この時だ。ジェームズは過去にも同一箇所を負傷した経験があるが、今回の怪我は『大して長引かない』と本人は感じているようだ。 試合後、ジェームズは以下のようにコメントしている。 「(負傷した後に)俺は試合に戻ることができなかった。どの程度の怪我かは、明日のMRI検査で明らかになるはずだ。過去に同様の怪我をした経験がある俺の感覚だと、今回の怪我は大したことなさそうだ。自力で歩くことができているしね。(怪我をした瞬間は)何かが弾けたような感覚があったが、何度かストレッチして確認した結果、どこかの腱が切れた形跡は見られなかった。」 負傷直後、数名のトレーニング・スタッフがジェームズの元に集まり、ストレッチで痛みを取り除けば試合に戻れるかどうか試したが、それでも痛みは取れなかったため、最終的に彼はロッカールームへと下がっていった。 この試合で、ジェームズはロッカールームに下がるまでに17得点、13リバウンド、5アシストを記録していた。彼は、クリーブランド・キャバリアーズに所属していた昨シーズンもオラクル・アリーナでウォリアーズとクリスマスゲームを戦っているが、昨年は99対92でウォリアーズに敗れている。 レイカーズのルーク・ウォルトンHC(ヘッドコーチ)は、次戦以降しばらくの間はジェームズ抜きで試合をすることを念頭に置いて戦略を立てなければならない。 ジェームズは、レギュラーシーズンとプレーオフを合わせて156試合連続で試合に出場していた(レギュラーシーズンのみは116試合連続)。 彼は、「俺が怪我をするなんて珍しいってだけの話だよ。起きてしまったことは仕方がない。レイカーズには優秀なメディカル・スタッフと素晴らしいトレーナーがいるから心配ない」とコメントしている。 同26日の段階で、ジェームズは「day-to-day(試合当日の状況次第で試合に出場できるかどうかが決まること)」のリストに入っている。 2018NBAクリスマスゲーム レイカーズ VS ウォリアーズ見逃し配信はこちら