フェニックス・サンズが、フォワードとセンターの両方をプレーできるフリーエージェントのエリック・モアランドと契約した。 モアランドは、過去にNBAの2チーム(サクラメント・キングスとデトロイト・ピストンズ)に3シーズン在籍した経験があり、その間に78試合に出場している。ピストンズでプレーした昨シーズン、彼は67試合に出場し(うち3試合に先発)、1試合平均12分間のプレーで平均2.1得点4.1リバウンドを記録した。現地4月11日にシカゴで行われた2017-18シーズンの最終戦で、彼はキャリアハイの16得点、17リバウンド、4ブロック、4スティール、4アシストを記録した。昨シーズン、1試合で4ブロック以上、4スティール以上、4アシスト以上を同時に達成したのは、彼とアンドレ・ドラモンドだけだった。 最近では、モアランドはアメリカ代表の一員としてワールドカップ予選の2試合に出場している。彼は、78対70で勝利した同12月2日のウルグアイ戦で10得点、13リバウンド、3ブロック、3スティールを記録し、63対81で敗れた同11月29日のアルゼンチン戦で2得点、8リバウンドを記録した。今シーズン開幕前に、彼はトロント・ラプターズのトレーニング・キャンプに参加していた。 モアランドはキングスでNBAキャリアをスタートさせ、2014ー15シーズンには3試合、2015-16シーズンには8試合に出場している。2016-17シーズン、彼はGリーグのカントン・チャージでプレーし、オールNBA・Gリーグ・サードチームとNBA・Gリーグ・オール・ディフェンシブ・チームに選出されたほか、2017年のNBA・Gリーグ・オールスターにも出場した。そのシーズンに、彼はチャージで44試合に出場し、1試合平均12.8得点、12.2リバウンド、2.7ブロックを記録している。彼は、2014-15シーズンと2015-16シーズンにもキングス傘下のGリーグ・チームのリノ・ビッグホーンズで12試合に出場している。 オレゴン州立大で4年間プレーしたモアランドは、通算ブロック数(184ブロック)と平均ブロック数(平均2.07ブロック)で同大学の歴代1位にランクしているほか、通算リバウンド数(762リバウンド)で歴代5位、平均リバウンド数(平均8.6リバウンド)で歴代6位にそれぞれランクしている。彼は、テキサス州ヒューストンの出身だ。 モアランドはサンズで背番号23番を着用する予定だ。現在のサンズのロスターは16選手だ。