ロサンゼルス・レイカーズのロンゾ・ボールが、現地11月26日の対デンバー・ナゲッツ戦の試合中に左足首を捻挫した。しかし、彼は同29日に行われる次戦の対インディアナ・ペイサーズ戦に出場するつもりのようだ。 ボールが左足首を捻挫したのは、ナゲッツ戦の第2Q(クォーター)残り1分48秒のことだ。彼は、フロアに倒れていたナゲッツの選手の上に倒れこみ、その際に足首を捻ったようだ。彼はすぐさまロッカールームに下がったが、ハーフタイム明けの第3Q最初から再び試合に出場した。だが、ボールがリバウンドを掴んでブランドン・イングラムのダンクを演出するアシストパスを出したところで、ルーク・ウォルトンHC(ヘッドコーチ)は彼をベンチに戻すことを決断した。その試合で、ボールは17分間プレーして7得点(6本中3本のフィールドゴールを成功)、5リバウンド、2アシストを記録した。試合後、ボールは次戦に出場するつもりであることを早々に明かしている。 しかし、レイカーズは、X線検査の結果は陰性だったものの、あくまでもボールは「day-to-day(試合当日の状態によって出場の可否が決まること)」だとしている。ナゲッツ戦でも、ボール本人は試合に戻ることを望んだが、ウォルトンHCがそれを許さなかったようだ。 ボールは試合後に「俺はプレーしたかったんだ。だが、コーチ達に休むように言われたから、俺は言うことを聞いたんだ。少しだけ試合に戻った時に俺の動きが良くなかったから、彼らは俺を引っ込めたんだろう」とコメントしている。また、次戦へ出場するかどうか聞かれたボールは、「あぁ、俺は木曜日の試合でプレーするよ」と即答した。 一方、ウォルトンHCはESPN.comのオーム・ヤングミンスキー記者の取材に対して以下のようにコメントしている。 「彼は左足首をかなり酷く捻っていた。それでも、彼がプレーを続けたがっていたので試合に戻してみたが、やはり満足にプレーできていないようだった。そこで、我々は彼をベンチに下げることを決断したんだ。」 ベテラン・ポイントガードのレイジョン・ロンドが右手の手術により離脱しているため、レイカーズのポイントガードの選手層は手薄になっている。 この現状について、ウォルトンHCは以下のように語っている。 「厳しい状況だ。ブランドン(イングラム)とレブロン(ジェームズ)もポイントガードの役割をこなせるので、彼らに穴を埋めてもらう必要がある。だが、彼らは自分の本来の仕事もしなければならないので、ポイントガードの仕事まで押し付けるのは、チームとしては理想的な状況とは言えない。」