マーケル・フルツが今週中に複数の肩の専門医と面会へ

フィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ )のマーケル・フルツは、現地11月26日に肩の専門医の診断を受ける予定だった。しかし、彼は更に複数人の医師に会うつもりのようだ。 ESPNのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者とPhiladelphia Inquirerのキース・ポンペイ記者のリポートによると、フルツは今週中に数名の肩の専門医から診断を受けることにしたそうだ。先週、チームドクター以外の医師から診断を受けるまで、フルツはチーム練習にも試合にも一切参加しない予定だというニュースが流れていた。 ウォジナロウスキー記者によると、フルツの診断は同28日まで続く予定で、最終的な診断結果が判明するのは今週末になるとのことだ。フルツの代理人のレイモンド・ブラザーズ氏は、詳しい診断結果がわかるまではフルツをプレーさせないとチームに伝えていた。 先週のESPNのインタビューに対し、ブラザーズ氏は「肩の専門医の診断を受けるまではフルツをプレーさせるつもりはないが、チームにトレード要求はしていない」とコメントしている。だが、ポンペイ記者が複数の情報筋から聞いたところによると、フルツはもはやシクサーズ の将来的なプランには含まれていないようだ。 同21日、The Athleticのジャレッド・ワイス記者、デレック・ボドナー記者、サム・アミック記者の3名が、フルツが肩だけではなく手首にも故障を抱えていることを明らかにした。加えて、The Athleticの記者達は、フルツがシクサーズ以外のチームで再スタートを切りたいと望んでいるとも報じていた。 20歳のフルツは、今シーズンここまでの19試合で1試合平均22.5分間プレーし、平均8.2得点(フィールドゴール成功率41.9%)、3.7リバウンド、3.1アシストという成績に甘んじている。今シーズンに入ってからのトレードでジミー・バトラーがチームに加入するまで、フルツはシューティングガードとして15試合に先発していた。しかし、そのトレード以降、JJ・レディックに先発の座を奪われたフルツの出場時間はみるみる減っていき、先週のフェニックス・サンズ戦ではシーズン最短の7分間の出場に終わっていた。 その試合後、T.J・マッコネルとフルツのどちらを2番手ポイントガードにするのかと聞かれたブレット・ブラウンHC(ヘッドコーチ)は「どちらにするか決めかねている」と答えていた。しかし、ウォジナロウスキー記者によると、シクサーズはマッコネルに関する他チームからのトレード話を一切ストップさせたそうだ。これはつまり、シクサーズがフルツではなくマッコネルにチームの将来を託したことの現われとも取れる。マッコネルは、来オフにフリーエージェントになる可能性がある。フルツの契約は2019-20シーズンまで保証されており、もしチームオプションが行使されれば2020-21シーズンまで契約を延ばすことも可能だ。

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