ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが現地11月27日のチーム練習に合流するようだ。スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)によると、カリーは他の選手と全く同じ練習メニューをこなせる状態にまで回復しており、早ければ同28日に行われるイースタン・カンファレンス首位のトロント・ラプターズとの大一番で復帰する可能性があるそうだ。 Mercury Newsのマーク・メディナ記者によると、カリーは同26日に行われた非公開のスクリメージ(練習形式の練習)に参加しており、その時の様子についてカーHCはジョーク混じりに以下のようにコメントしたそうだ。 「彼は、スクリメージで若手選手やフィルム係(アシスタントコーチ)を圧倒していたよ。つい先日まで現役選手だったウィリー・グリーンAC(アシスタントコーチ)もカリー相手に奮闘していたが、残念ながら彼の全盛期は既に終わっていたようだ。とにかく、カリーの調子は良かった。あとは自分のリズムを取り戻し、コンディションを整えるだけだ。彼はよく頑張っているよ。」 一方、未だチーム練習に合流できていないオールスター・フォワードのドレイモンド・グリーンと控えのアルフォンゾ・マッキニーについて、カーHCは「day-to-day(試合当日の怪我の状態によって試合の出場可否が決まること)」と話しているそうだ。 「グリーンは、試合に復帰するまでに何度かコート上で練習する必要があるだろう。だが、彼はまだ練習に合流できていない。我々は、これから始まるアウェイ5連戦の間に彼が復帰することを願っている。」 カリーは、左脚付け根の捻挫により直近の10試合を欠場しており、その間ウォリアーズは5勝5敗と苦戦が続いていた。 2度のMVP受賞歴を誇るカリーは、今シーズンも1試合平均29.5得点(1試合あたり5.2本のスリーポイントシュートを成功)という活躍を見せている。