ケビン・デュラントがシアトルに凱旋！！

今から10年以上前に、シアトル・スーパーソニックスはオクラホマシティーに移転し、オクラホマシティー・サンダーへと生まれ変わった。それからちょうど3827日後の現地10月5日、シアトルで行われる久々のNBAの公式戦となるサクラメント・キングス対ゴールデンステイト・ウォリアーズのプレシーズン・ゲームが開催された。 チームが移転する直前のシーズン、当時ルーキーだったケビン・デュラントは1シーズンだけソニックスでプレーしているので、この試合は彼にとっての凱旋試合だった。 選手紹介の際、デュラントは、ソニックスの往年の名選手ショーン・ケンプのレトロ・ジャージーを羽織って登場し、キーアリーナに詰め掛けた超満員のファンから大歓声を送られた。 デュラントは試合開始前にマイクを握り、以下のようなメッセージをファンに贈った。 「まず最初に、今年のWNBAチャンピオンに輝いたシアトル・ストームを祝福したい。そして、自分自身だけでなく、NBA、球団、チームメイトを代表して、お集まり頂いた皆様のサポートに感謝します。この10年間、皆様が辛い思いをされていたことを知っています。でも、今宵、NBAがシアトルに帰ってきました。近々この地にNBAチームが復活することを願っています。」 2007年のNBAドラフト1巡目全体2位で指名されたデュラントは、ソニックスでプレーしたプロ入り1年目に新人王を受賞している。そのシーズン、彼は1試合平均20.3得点4.4リバウンド2.4アシストを記録している。