『ポップ・クイズ』で団結力アップ?!

今夏のFIBAワールドカップでアメリカ代表が優勝するとすれば、それは彼らの団結力の証だろう。 今年のアメリカ代表からはスーパースター選手の辞退が相次いだため、先日のトルコ戦ではオーバータイムにもつれこむ接戦の末に辛くも1点差で勝利をもぎ取るなど、厳しい戦いが続いている。 そんな、たった1つのミスが命取りになりかねない今年のアメリカ代表にとって重要になるのは、個々のプレーを理解し合う『団結力』だ。 そこで、アメリカ代表を率いるグレッグ・ポポビッチHC(ヘッドコーチ)は、選手の団結力を高めるために興味深い試みをしているようだ。彼は、幾つかのチームミーティングのはじめに、バスケットボールとは関係ない質問を選手に投げかける『ポップ・クイズ』をしているそうだ。 アメリカ代表の選手たちは、「チェコ共和国は地図上のどこにある?」といった地理の問題よりも、ピック&ロールの対処法についての方を熟知しているのは間違いない。そこで、ポポビッチHCは「クイズ・ミリオネア」の司会者よろしく「仲間の助けが必要ですか?あなたのチームメイトは、そこにいますよ?」と『ライフライン』の権利をうながすそうだ。 このような試みの意味について、ドノバン・ミッチェルは「チームメイトに助けを求め、チームメイトに歩み寄ること。これこそが重要なことなんだ」とコメントしている。 『ポップ・クイズ』の質問内容は多岐にわたる。スタンフォード大出身のブルック・ロペスは、水銀の元素記号(Ag)をいち早く解答した。ロペスは、数年前の記憶を上手く呼び戻せたようだ。 ロペスは「”エィ、ジィィ”が銀で、”エィ、ユー”が金(Au)なんだ。高校の授業で覚えられなかったことが、こんな語呂合わせで覚えられて驚いているよ」とコメントしている。 しかし、アメリカ代表の中で最もクイズに強いのは、優秀な学生に送られる賞を受賞した経験を持つハリソン・バーンズだそうだ。 バーンズについて、ミッチェルは「デリック・ホワイトは、(ポポビッチHC率いる)サンアントニオ・スパーズの選手だから、選考からは除外したよ。その上で、一番クイズに強いのはハリソン・バーンズだと思う。まだ全員が答えた訳ではないけれど、みんなが本気でクイズに取り組んでいるよ」とコメントしている。 また、ジェイソン・テイタムは「もしライフラインを頼むなら、間違いなくハリソンだね」と答えた。 クイズの正解者に贈られる賞は、マッチ箱サイズの車だそうだ。しかし、ロペスは「ポップは正解者に車をくれるんだ。このクイズはチームメイト同士の連帯感を作ってくれる。それに、豆知識を得るのは良いことだしね」と、喜んでいるようだ。 こういったバスケットボールと関係のない質問をすることについて、アメリカ代表のアシスタントコーチを務めるスティーブ・カーは「世界では、バスケットボール以外にも色々なことが起こっている。ワールドカップでは世界中のチームとプレーすることになる。これは、NBAとは違った意味を持つ。だから、こういったクイズは、我々全員にとって、世界を知り、対戦国のことを知るための良い機会なんだ。選手たちは苦戦しているようだが、それと同時に楽しんでもいるようあ」と語った。

コメント(0件)

    関連タグ

    キーワード

    • ニュース全般
    • アメリカ代表
    • FIBAワールドカップ

    人気

    特集

    1. NBA Rakuten トップ
    2. 最新ニュース一覧
    3. 『ポップ・クイズ』で団結力アップ?!