デンバー・ナゲッツはヨナス・バランチュナスに対して、契約履行を期待していると伝えたようだ。『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が報じている。 ナゲッツはダリオ・シャリッチとのトレードで、サクラメント・キングスからバランチュナスを獲得することに合意。この取引はまだ正式に発表されていないが、バランチュナスがギリシャのパナシナイコス行きを望んでいるとの報道があったのだ。 ナゲッツは長年の課題だったニコラ・ヨキッチのバックアップとして、バランチュナスを迎え入れる想定だった。昨季バランチュナスは平均10.4点、7.7リバウンドを記録。残り2年の契約は2025-26シーズンが1030万ドル、2026-27シーズンが1000万ドルとなっている。 また『ESPN』のボビー・マークス記者によると、バランチュナスのこの契約には拘束力があり、両者がバイアウトに合意しない限り、他のリーグでプレイする機会を得ることはできないという。 今オフ、ナゲッツはマイケル・ポーターJr.と2032年のドラフト1巡目指名権をブルックリン・ネッツに譲渡し、キャメロン・ジョンソンを獲得するトレードを成立させた。さらに、フリーエージェントのブルース・ブラウンとティム・ハーダウェイJr.も獲得。こうしたヨキッチをサポートする体制を整える一環でバランチュナス獲得に動いたわけだが、来季のキーマンは無事開幕ロスターに名を連ねているだろうか。