フェニックス・サンズのケビン・デュラントは契約が残り1年となった中で、今夏のトレード話が過熱している。『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者は3チームが最終オファーを出していると伝えた。 2023年2月にブルックリン・ネッツからトレードでサンズに加入したデュラント。所属3年目の今季はレギュラーシーズン62試合に出場して平均26.6得点、6.0リバウンド、4.2アシストを記録した。 『ESPNリサーチ』によると、デュラントの3シーズン連続で平均25得点、フィールドゴール成功率50%、3ポイントシュート成功率40%以上は、NBA最長記録だという。シューターとしても依然として高い数値を残しており、ジャンプショット(49.7%)とミドルレンジシュート(53.1%)の成功率はNBAトップ、また『GeniusIQ』によるとドリブルからのジャンプショット成功率(50.9%)もNBAトップだった。 今年9月に37歳となるデュラントは、2025-26シーズンの5470万ドル(約79億円)の契約を終えた後は無制限フリーエージェント(FA)となる。仮に解禁日の7月6日にトレードされるとすれば、2年最大1億2200万ドル(約176億円)の延長契約を結ぶ資格を得る。 シャラニア記者は6月12日(同11日)、サンアントニオ・スパーズとニューヨーク・ニックスもデュラントに関心を示しているチームに挙げていたが、6月14日(同13日)のトークショー番組『The Pat McAfee Show』ではマイアミ・ヒート、ヒューストン・ロケッツ、ミネソタ・ティンバーウルブズがデュラントに最終オファーを出していると伝えた。 果たして、デュラントはNBA19年目のシーズンをどのチームで迎えるのだろうか。