ニックスはカール・アンソニー・タウンズを「残すべきか、放出すべきか」に米記者持論

ニューヨーク・ニックスのカール・アンソニー・タウンズは今季、開幕前にミネソタ・ティンバーウルブズからトレードで加入し、チームのプレイオフ・カンファレンス決勝に貢献した。トム・シボドーHC(ヘッドコーチ)が解任となった中で、『SNY』のデイビッド・ヴァーツバーガー記者は「ニックスはカール・アンソニー・タウンズをキープすべきか?」を検証している。 2015年のドラフト全体1位指名を受けたタウンズは、ウルブズ一筋で9年間プレイ。平均20得点、10リバウンド以上の成績を残し、リーグトップクラスのセンターとしての地位を確立した。 開幕前の昨年10月、ウルブズ、ニックス、シャーロット・ホーネッツの3チーム間トレードでニックスへ。ニックスは頼れるセンター不在が長年の課題だっただけに、タウンズの加入はポジティブな要素だったが、ヴァーツバーガー記者は「獲得には懸念もあった」と振り返っている。 「タウンズはキャリアを通してカンファレンス決勝に一度も出場していない。信頼性の低いディフェンダーとして悪名高く、トム・シボドーHCとの相性やタフさといった点でも疑問が浮んでいた」 もっとも、蓋を開けてみれば、タウンズは72試合に出場して平均24.4得点、12.8リバウンド、3.1アシスト、フィールドゴール成功率52.6%、3ポイント成功率42.0%をマーク。イーストの第3シード(51勝31敗)獲得に貢献し、自身も通算3回目となるオールNBA3rdチームに選出された。 充実のレギュラーシーズンを送ったタウンズだが、チームはカンファレンス決勝で敗退。来季以降にさらなる結果を目指すため、シボドーHC解任に踏み切った。その中で、チームトップの高額年俸であるタウンズを手駒として残すべきか、それとも放出すべきか。 ヴァーツバーガー記者は、「タウンズのような選手を獲得するトレードの大きな目的である、真のセンター不在のラインナップで彼らがどのようにプレイするかを見ることができれば有益だっただろうが、実際にそのような機会はあまりなかった。これは、シボドーHCを解任し、タウンズにもう1シーズンを与えるという決断に、大きな説得力を与えている」と言及。「タウンズが来シーズンのロースターから外れると予想するのは無理があるように思える」と続けている。 「タウンズをいずれかの選手やドラフト指名権とのパッケージで交換するトレードは、たとえそれがより適切な選択肢となる可能性があったとしても、優勝という目標とは相反するように思える」 タウンズはニックスとの契約が2027-28シーズン(最終年はプレイヤーオプション)まで残っており、来季もニックスの一員として戦うと見るのが現段階では有力だろう。

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