ニューヨーク・ニックスは、日本時間5月30日(現地29日)に行われたインディアナ・ペイサーズとのプレイオフ・カンファレンス決勝第5戦を111-94で制し、シリーズ2勝3敗とした。ジェイレン・ブランソンは、チームの出来に納得の表情を見せた。『ESPN』のクリス・ハーリング記者が伝えている。 ホームで2連敗スタートのニックスは、1勝3敗と王手をかけられて迎えた第5戦、ブランソンが第1クォーターでシュート9本中6本を成功させて14得点を挙げるなど主導権を握ってゲームを進める。 要所で得点を重ねたブランソンは計32得点をマーク。カール・アンソニー・タウンズも左ヒザの打撲を抱えながら24得点、13リバウンドを叩き出し、勝利に貢献した。 「僕らは窮地に追い込まれていた。だから、全力を尽くさなければならない」と語ったブランソン。守備でも、第4戦で32得点、12リバウンド、15アシストの成績を残したペイサーズのタイリース・ハリバートンをわずか8得点、6アシストに抑える働きを見せた。 「正直言って、自分たちの反撃の仕方に満足している。僕らはコート上で、エネルギッシュなプレイをしていた。自分たちのプレイをとても誇りに思う。次の試合の第1クォーターでも、この調子を再現できるように努めたい」 2000年以来となるカンファレンス決勝に進出したニックスだが、ホームでの最初の2試合を落としてカンファレンス決勝シリーズを制したチームはこれまでない。6月1日(同5月31日)に行われる第6戦も勝利し、最終戦に望みをつなげることができるだろうか。