日本時間5月29日(現地28日)、オクラホマシティ・サンダーはミネソタ・ティンバーウルブズとプレイオフ・カンファレンス決勝第5戦を戦い、124-94で勝利した。サンダーはシリーズを4勝1敗とし、2012年以来となるNBAファイナル進出を決めた。34点を挙げたサンダーのシェイ・ギルジャス・アレクサンダーが、ウェスタン・カンファレンス決勝のMVPに選出されている。 サンダーはそのほか、チェット・ホルムグレンが22点、7リバウンド、3ブロック、ジェイレン・ウィリアムズが19点、8リバウンドを加えた。サンダーは今プレイオフで30点差以上の勝利を4度記録しており、『ESPN』によるとこれはリーグ史上最多だという。 サンダーのマーク・デイグノートHC(ヘッドコーチ)は、「彼らは信じられないほど競争力がある。彼らは一貫して、浮き沈みを乗り越えながら努力を重ねている。そして何よりも、彼らはチームを第一に考えている。チームであることのすべてを体現しているんだ。だからこそ、彼らはウェスト王者に値するんだ」と、若いチームを称賛した。 ホルムグレンは、「今夜すべてを出し切ったと感じられるのは素晴らしいことだ。常に改善できることはある。どうすればもっと良くなれるかを見ていく。でも本当に良いゲームをしたと感じているよ。ロスター全員が出場し、うまくプレイできた。接戦よりもずっと気持ちが楽だよ」と圧勝劇を振り返っている。 ウルブズはジュリアス・ランドルが24点、アンソニー・エドワーズが19点を挙げたが、チーム全体でフィールドゴール成功率が41.2%にとどまり、21回もターンオーバーを記録してしまった。 サンダーはインディアナ・ペイサーズ対ニューヨーク・ニックスの勝者とNBAファイナルを戦う。なお、サンダーは今季リーグトップの68勝を挙げているため、最終決戦でのホームコート・アドバンデージが与えられる。第1戦は6月6日(同5日)に行なわれる予定だ。