インディアナ・ペイサーズとのプレイオフ・カンファレンス決勝第4戦で左膝を痛めたニューヨーク・ニックスのカール・アンソニー・タウンズが、ニックスの本拠地で行なわれる第5戦への出場が懸念されているという。チームはタウンズのステイタスについて、「Questionable(不確か)」と発表した。 タウンズは第4戦の残り約3分、ニックスが7点ビハインドの場面でペイサーズのアーロン・ニスミスと接触。苦悶の表情を浮かべたタウンズだったが、最後は自分で立ち上がり、やや足を引きずりながらも最後までプレイした。 試合後トム・シボドーHC(ヘッドコーチ)は、「彼は戻ってプレイできたので、それは良い兆候だ。評価を受けた後、彼の状態がどうなるか見てみよう」とだけ語っていた。 ニックスは1勝3敗と追い込まれているためタウンズが第5戦を欠場する可能性は低いと見られているが、どれだけ貢献できるかは回復具合によってくるだろう。 ただ本人は次の試合への重要性を説いており、「自分たちは常に不可能だと思われた時に、何とかして不可能を可能にしてきたチーム。戦い続けるだけだ。今、自分たちの人生で、そしてシーズンで最大の戦いの1つに臨まなければならない。そして、それは次の試合から始まる」と、前向きに語った。 「1試合ずつ戦う。先を見ない。次の試合の第1クォーターに集中し、残りは後で対処する」 第5戦は30日(同29日)に行なわれる。