ニックスのジョシュ・ハート、途中出場を指揮官に提案したことを明かす 「ずっと考えていたアイディアだった」

日本時間5月26日（現地25日）に行なわれたインディアナ・ペイサーズとのプレイオフ・カンファレンス決勝第3戦、ニューヨーク・ニックスは先発メンバーを入れ替えて臨んだ。ミッチェル・ロビンソンとカール・アンソニー・タウンズ、センター2人の同時起用が奏功し、試合序盤でペイサーズはフィールドゴールを8本中2本しか決められなかった。 このスターター変更を進言したのは、それまで自身が先発だったジョシュ・ハートだった。試合後、その事実を明かしている。 「ずっと考えていたアイディアで、やりたいと思っていたことだった。0勝2敗という状況と、（ロビンソンが）前回の試合でどのようにプレイしていたかを考えると、（先発変更は）やらなきゃいけないことだった」 ハートはトム・シボドーHC（ヘッドコーチ）と相談して決めたことで、決して自身にとってもネガティブなことではなかったと語る。 「自分がその決定に関与していたから、つらい日になるってことは決してなかった。興味深かったよ。あなたたちメディアは（ハートが先発を外れた）答えを得ようと奔走しているけど、自分が決めたことだから何も気にしていなかった。この決定に満足していたんだ」 チームのために途中出場を進言したハートの献身的な貢献もあり、チームはシリーズ初勝利を手にした。常にアジャストが求められるプレイオフで、選手側からこうしたアイディアが提案されるのは、シボドーHCにとっても非常に心強いに違いない。 第4戦は28日（同27日）に再びインディアナで行なわれる。

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