マイケル・マローン前HC、シーズンMVPは“ニコラ・ヨキッチ派”だった「投票権を持っていたら彼に入れた」

デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチは今季、歴史的なシーズンを過ごしながらシーズンMVP受賞を逃した。ポストシーズン直前までチームを率いていたマイケル・マローン前HC(ヘッドコーチ)は、自身の中でMVPはシェイ・ギルジャス・アレクサンダー(オクラホマシティ・サンダー)ではなく、ヨキッチだったと述べている。 2021、22、24年にMVPに輝いているヨキッチは、NBA10年目の今季もレギュラーシーズン70試合に出場して平均29.6得点、12.7リバウンド、10.2アシスト、1.8スティール、フィールドゴール成功率57.6%、3ポイント成功率41.7%の成績を残し、NBA史上3人目となるシーズン平均トリプルダブルを達成した。 しかし、ヨキッチはMVP投票で無念の2位(787ポイント。1位票29、2位票71)。1位は76試合に出場して平均32.7点、5.0リバウンド、6.4アシスト、1.72スティール、1.01ブロックを記録し、キャリア7年目にして初めて得点王にも輝いたギルジャス・アレクサンダーだった(913ポイント。1位票71、2位票29)。 サンダーとミネソタ・ティンバーウルブズのカンファレンス決勝において、『ESPN』の番組『NBA Countdown』のゲストアナリストを務める元ナゲッツHCのマローンは、第1戦でギルジャス・アレクサンダーが31得点を挙げてチームを勝利に導いた際、「なぜ彼(ギルジャス・アレクサンダー)がMVPなのかを証明した」とコメントした。ただ、この発言がナゲッツファンの怒りを買う結果となった。 マローン前HCは日本時間5月23日(現地22日)に行われたサンダーとウルブズのカンファレンス決勝第2戦、同番組の中でMVPは今季途中まで指導したヨキッチの方がふさわしかった旨の言葉を残している。 「もし投票権を持っていたら、今年も彼(ヨキッチ)に投票した。デンバーの人たちにそれを知ってもらいたい。私は今、ホーム(デンバー)でかなり批判されているからね」 どちらが受賞してもおかしくないほど充実のシーズンを送ったのは事実。近年まれに見るデッドヒートだった。

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