日本時間5月23日(現地22日)、オクラホマシティ・サンダーはミネソタ・ティンバーウルブズとのプレイオフ・カンファレンス決勝第2戦を戦い、118-103で勝利した。 シリーズ2勝目を挙げたサンダーを牽引したのは、前日に今シーズンのMVPに選出されたシェイ・ギルジャス・アレクサンダー(以下SGA)だ。試合前にアダム・シルバー・コミッショナーからMVPトロフィーを受け取ったSGAは、フィールドゴールを12/21、フリースローを13/15と高確率でシュートを沈め、38点を記録した。さらに8アシスト、3スティールもマークするなど、オールラウンドな活躍が光った。 「感情が高ぶっていたから少し疲れていた。特に最初はね。少し興奮しすぎたんだ。特別な瞬間だからね。勝てて本当に嬉しいよ」 さらにサンダーはジェイレン・ウィリアムズが26点、10リバウンド、チェット・ホルムグレンが22点を挙げた。サンダーは最初の2試合で合計41点差をつけた。『ESPN』によると、7戦シリーズの最初の2試合を15点差以上で勝利した48チームのうち、44チームがシリーズを制覇しているという。 なお、この日はオールディフェンシブチームが発表され、サンダーではルーゲンツ・ドートが1stチーム、ウィリアムズは2ndチームに選ばれた。2人はウルブズのフィールドゴール成功率を41.4%に抑えたチームディフェンスを支えた。 ウルブズのアンソニー・エドワーズは32点を挙げ、ジェイデン・マクダニエルズも22点、ニキール・アレクサンダー・ウォーカーも17点をマークしたものの、勝利には至らず。ホームでの第3戦でシリーズ1勝目を目指す。 SGAに前半で19点を許したウルブズのクリス・フィンチHC(ヘッドコーチ)は、「前半の締めくくりがあまり良くなかった。もしもっとうまく締めくくっていれば、第3クォーターで厳しい状況に追い込まれることはなかったと思う」と振り返った。