日本時間5月21日(現地20日)に行なわれたオクラホマシティ・サンダーとのプレイオフ・カンファレンス決勝第1戦、わずか18点にとどまったミネソタ・ティンバーウルブズのアンソニー・エドワーズだが、決して自信は失っていなかった。試合後、「気分はいいよ」とコメント。第2戦でのリベンジを誓った。 「もっとシュートを打つ必要があった。13本しかシュートを打てなかった。ボールを持たずにプレイする、それが答えだと思う。ボールを持ってプレイすると相手はずっとダブルチームを仕掛けてくるからね。映像を見て分析し、解決策を見つけないと」 エドワーズのシュート試投数(13本)は、11試合出場した今季のプレイオフで最も少なかった。さらに、そのうちペイントエリア内で放ったのはわずか1本だった。 前半にひねった右足首がパフォーマンスに影響したことを否定しつつ、「ペイントエリアを塞いできた」というサンダーのディフェンスについて言及した。 「それが彼らのやり方だ。ペイントエリアのサイズがないから、僕たちのシュートが入らないことに賭けているんだと思う。僕がリムに向かうたびにペイントエリアには4人くらいいた」 実際、ウルブズはこの試合ペイントエリアで挙げたのはわずか20点のみ。これは2004年のロサンゼルス・レイカーズとのカンファレンス決勝第1戦以来、フランチャイズ史上プレイオフの試合で最も少ないペイントエリアでの得点だった。なお、ウルブズはゴールデンステイト・ウォリアーズとのカンファレンス準決勝第5戦では、ペイントエリアで72点を挙げている。 エドワーズは進んでパスを回したものの、チームメイトがそれに応えられず。チーム全体でプレイオフでのフランチャイズ記録となる51本の3ポイントを放つも、成功率は29.4%(15/51)に落ち込んだ。12本中3本しか決められなかったドンテ・ディビンチェンゾは、「良いシュートは打てたけど決めなければ」と振り返った。 「僕が何本かシュートを決めれば、アント(エドワーズ)へのディフェンスが緩くなる。ドミノ効果なんだ」 ウルブズは効果的にペイントエリアと3ポイントで効率よく得点を奪い、シリーズ1勝目を挙げることができるか。第2戦は23日(同22日)に再びサンダーの本拠地で行なわれる。