26年ぶりのNBAファイナル進出を狙うニックス、地元記者はミッチェル・ロビンソンをキーマンに挙げる

ニューヨーク・ニックスとインディアナ・ペイサーズのカンファレンス決勝が、日本時間5月22日(現地21日)から始まる。NBAファイナルへ勝ち上がるには主力の活躍はもちろん、Xファクターの登場も重要な要素のひとつだ。『SNY』のラファエル・キャントン記者は、ニックスのミッチェル・ロビンソンをキーマンの1人に挙げている。 今季のプレイオフでロビンソンは、平均4.2点、6.8リバウンドと決して目立ったスタッツは残していない。それでもコート上では不可欠な存在となっている。ボストン・セルティックスとのカンファレンス準決勝では、シリーズを通してロビンソンがコートに立っている時間帯は46点のプラスを記録したと、キャントン記者は伝えている。 ペイサーズはレギュラーシーズンの序盤で10勝15敗と躓いて以降、40勝17敗とペースを上げており、プレイオフでも8勝2敗と好調を維持している。またプレイオフではオフェンシブ・レーティングが2位と好調だ。そんなペイサーズに対して、ロビンソンはディフェンスで猛威となるだろう。リムプロテクターとして有能なロビンソンがいる間、ニックスは100ポゼッション当たりプレイオフ1位の101.3点しか許していないのだ。 またロビンソンは、ピック&ロールのディフェンスでスイッチし、相手のペリメータープレイヤーを守れることも証明している。ペイサーズとのシリーズにおいても、ディフェンスにおける広範囲な貢献が見られそうだ。 オフェンス面での働きは限定的かもしれないが、オフェンシブ・リバウンドに関しては目を見張るものがある。ペイサーズはレギュラーシーズンにおけるディフェンシブ・リバウンド奪取率がリーグ18位。プレイオフでもクリーブランド・キャバリアーズとのカンファレンス準決勝で敗れた試合では、18個のオフェンシブ・リバウンドを許していた。なお、ロビンソンはセルティックスとのシリーズで124分の間に23個のオフェンシブ・リバウンドを記録している。 ロビンソンがオフェンシブ・リバウンドを奪うことで、ペイサーズは自慢のスピーディーなオフェンスを展開する機会を失うこととなる点も見逃せない。 ニックスのトム・シボドーHC(ヘッドコーチ)は、ロビンソンとカール・アンソニー・タウンズを同時起用してくるだろう。『PBP Stats』によると、プレイオフでは2人が同時出場している90分間、100ポゼッションあたり14.8点差をつけていたのだ。 ジェイレン・ブランソンやミケル・ブリッジズ、タウンズが注目されがちのニックスだが、ロビンソンがシリーズの趨勢を左右するかもしれない。

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