ジェイレン・ブラウンがプレイオフ敗退に悔しさ「ニックスに負けるのは死んだような気分」

ボストン・セルティックスは日本時間5月17日（現地16日）に行われたニューヨーク・ニックスとのプレイオフ・カンファレンス準決勝第6戦で81-119と敗れ、シリーズ2勝4敗で敗退となった。ジェイレン・ブラウンは、ライバル相手に敗れ、悔しさを滲ませている。『ESPN』のブライアン・ウィンドホースト記者が伝えた。 セルティックスは、カンファレンス準決勝第4戦の第4クォーター終盤に主軸のジェイソン・テイタムを負傷退場。テイタムは右足アキレス腱断裂と診断され、15日（同14日）には手術を受け、シーズン終了となった。 第5戦を勝利して第6戦を迎えたセルティックスだったが、悔しい38点差の大敗。チームトップの20得点を挙げたブラウンも、ターンオーバーを7回犯し、第3クォーターでファウル6回により退場となった。 「5月にシーズンを終えるのは奇妙な気分。完全に予想外だった。ニックスに負けるのはまるで死んだような気分だ」 ベンチスタートで4得点にとどまったクリスタプス・ポルジンギスは、「本当に悔しい。特にJT（テイタム）がいない中でチームを助けられなかったのが心底辛い」とコメント。指揮を執ったジョー・マズーラHC（ヘッドコーチ）は「ニックスには脱帽するしかない。彼らの方が上手かった」と対戦相手のニックスを称えた。 セルティックスのリーグ2連覇の夢は潰えたが、『ESPN』のラモーナ・シェルバーン記者によれば、ブラウンはシーズンのラスト1か月は痛みを抱えながらプレイしていたというが、右膝の半月板を部分断裂していると見られている。 3月にも膝に鎮痛剤の注射を打っていたが、敗退決定後には「言い訳はしない」と話していたブラウン。関係者によれば、手術が必要かどうかの検査を今週に受ける予定だという。

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