サンズのケビン・デュラントが2024-25シーズンのマジック・ジョンソン賞を受賞

日本時間5月15日（現地14日）、プロバスケットボールライター協会（PBWA）はフェニックス・サンズのケビン・デュラントが、2024-25シーズンのマジック・ジョンソン賞を受賞したと発表した。この賞は、コート上での卓越したプレイとメディアやファンへの誠実な対応を両立させた選手に贈られるものだ。 今季デュラントは平均26.6点、6.0リバウンド、4.2アシストを記録し、通算15回目のNBAオールスターに選出された。コート外では記者たちとの間に常にオープンな雰囲気を作り出していたと評された。デュラントが受賞するのは、2010-11シーズン以来2回目となる。 PBWA会長のハワード・ベックは、「KDを再び表彰できることを大変嬉しく思う。ケビンは長年にわたりNBAで最も思慮深く、親しみやすいスターの1人だ。彼は常に記者たちのために時間を作り、公式なインタビューであろうと単なる気軽な雑談であろうと、どんな話題にも臆することはない。彼はリーグが直面するより広範な問題について議論するのと同じくらい、1つのプレイの詳細を掘り下げることに意欲的で、彼のバスケットボールへの情熱は常に伝わっている」と述べている。 投票ではクリーブランド・キャバリアーズのドノバン・ミッチェルが2位にランクイン。その他、PBWA会員からの推薦に基づいた他の最終候補者には、マイアミ・ヒートのバム・アデバヨ、インディアナ・ペイサーズのタイリース・ハリバートン、ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンが名を連ねていた。 PBWAは、新聞、オンラインニュースサイト、雑誌で定期的にNBAを取材する200人以上のライターと編集者で構成されている。毎年、メディアとの協力に尽力し、ファンに情報を提供するPRスタッフ、コーチ、スター選手を表彰している。 過去の受賞者は以下の通り。所属チームは当時のもの。 2000-01：レイ・アレン（ミルウォーキー・バックス） 2001-02：エルトン・ブランド（ロサンゼルス・クリッパーズ） 2002-03：ジェイレン・ローズ（シカゴ・ブルズ） 2003-04：ジャーメイン・オニール（インディアナ・ペイサーズ） 2004-05：アントワン・ジェイミソン（ワシントン・ウィザーズ） 2005-06：グラント・ヒル（オーランド・マジック） 2006-07：シェーン・バティエ（ヒューストン・ロケッツ） 2007-08：デレク・フィッシャー（ロサンゼルス・レイカーズ） 2008-09：ブランドン・ロイ（ポートランド・トレイルブレイザーズ） 2009-10：クリス・ボッシュ（トロント・ラプターズ） 2010-11：ケビン・デュラント（オクラホマシティ・サンダー） 2011-12：スティーブ・ナッシュ（フェニックス・サンズ） 2012-13：シェーン・バティエ（マイアミ・ヒート） 2013-14：ダーク・ノビツキー（ダラス・マーベリックス） 2014-15：パウ・ガソル（シカゴ・ブルズ） 2015-16：ステフィン・カリー（ゴールデンステイト・ウォリアーズ） 2016-17：デイミアン・リラード（ポートランド・トレイルブレイザーズ） 2017-18：デマー・デローザン（トロント・ラプターズ） 2018-19：ドウェイン・ウェイド（マイアミ・ヒート） 2019-20：デイミアン・リラード（ポートランド・トレイルブレイザーズ） 2020-21：パンデミックのため該当者なし 2021-22：パンデミックのため該当者なし 2022-23：ヤニス・アデトクンボ（ミルウォーキー・バックス） 2023-24：ステフィン・カリー（ゴールデンステイト・ウォリアーズ） 2024-25：ケビン・デュラント（フェニックス・サンズ）

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