日本時間5月1日(現地4月30日)、ヒューストン・ロケッツはゴールデンステイト・ウォリアーズとプレイオフ1回戦第5戦を戦い、131-116で勝利した。シリーズ2勝目を挙げたロケッツは、フレッド・バンブリートが26点、アメン・トンプソンが25点、ディロン・ブルックスが24点をマーク。アルペラン・シェングンは、15点、9リバウンド、9アシスト、2ブロック、2スティールとオールラウンドに活躍した 1勝3敗とあとのないロケッツだったが、最大31点のリードを奪うなど終始自分たちのペースで試合を進めた。第3クォーター終盤にはウォリアーズが早々にベンチメンバーを投入。ロケッツもそれに続いた。第4クォーター途中で109-92と差を詰められたものの、ロケッツは再びスターターをコートに戻して逃げ切った。 試合残り約4分には乱闘が勃発。ウォリアーズのパット・スペンサーがブルックスを突き飛ばし、その後の小競り合いでシェングンに頭突きをしたことで退場処分となった。 スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は、「ヒューストンは素晴らしく、最初から我々を圧倒してきた。しかし重要なのは最後の締めくくりだった」と振り返っている。 ロケッツのジェイレン・グリーンは、「アグレッシブにオフェンスとディフェンスを遂行した。プロフェッショナルとしてやるべきことをやった」と、自分たちのパフォーマンスを評価した。 ウォリアーズはステフィン・カリーが12本中4本しかシュートを決められず13点。途中出場のモーゼス・ムーディーがチームトップの25点をマークした。なお、ウォリアーズの控えメンバーが挙げた計76点は、スターターの計測を始めた1970-71シーズン以降、プレイオフでのベンチ総得点(1試合)としてはフランチャイズ史上最多だった。 第6戦は3日(同2日)にサンフランシスコで行なわれる。