ミルウォーキー・バックスは日本時間4月29日(現地28日)、デイミアン・リラードが左アキレス腱断裂と診断され、手術を受ける予定だと発表した。 リラードは4月28日(同27日)に行われたインディアナ・ペイサーズとのプレイオフ1回戦第4戦の第1クォーター、リバウンドをキープしようとした際に、接触がない中でコートに倒れ込んだ。 自ら歩けず、両肩を抱えられてロッカールームへ戻ったリラードは、歩行用ブーツと松葉杖をついてアリーナを後にした。『ESPN』のジャマル・コリアー記者によれば、バックスのドック・リバースHC(ヘッドコーチ)は試合後、リラードの状態について「期待できない」と重傷を認めていたという。 アキレス腱損傷の可能性も指摘されていたが、MRI検査で状況が判明し、より重傷であることが発覚。アキレス腱断裂により、2025-26シーズンの出場も危ぶまれる。 エースのヤニス・アデトクンボは第4戦後、「彼は今まで見てきた中で、精神的に最もタフな選手の1人だ。だからこそ今の彼がいる。目の前に立ちはだかるあらゆる障害を乗り越えるだろうと信じている。誰もが彼の味方だ。僕たちも彼がそれを乗り越えられるよう手助けする」とサポートを誓っていた。 今年7月に35歳になるリラードは、2023年にバックスに加入。今後2シーズンで1億1300万ドル(約161億円)の高額年俸を受け取る予定で、2026-27シーズンはプレイヤーオプションとなっている。