日本時間4月28日(現地27日)、ロサンゼルス・レイカーズとミネソタ・ティンバーウルブズはプレイオフ1回戦第4戦を戦い、ホームのウルブズが116-113で勝利した。ウルブズは3勝1敗とし、カンファレンス準決勝進出へ王手をかけた。 レイカーズはレブロン・ジェームズ(46分)、ルカ・ドンチッチ(45分)、八村塁(41分)、ドリアン・フィニー・スミス(40分)、オースティン・リーブス(35分)の5人を長時間起用。第3クォーターは36-23としたものの、最後の12分間で19ー32と失速した。ウルブズのアンソニー・エドワーズは、「終盤、彼らはガス欠になっているように感じた。だからアクセルを踏んで攻め続けようとした」と振り返った。 そのエドワーズは44分プレイして、43点、9リバウンド、6アシストを記録。「アクセルを踏んだ」という第4クォーターでは16点を叩き出した。 レイカーズは第4クォーターでフィールドゴールが5/18と失速。特に最後の5分間では3/9だったが、ジェームズは疲労がミスの原因ではないと語っている。 「ルカは7点差にするためのレイアップ、自分は4点差にするためのレイアップをミスした。何度かチャンスがあった。疲労が原因だとは思わない。ただ至近距離のシュートをいくつかミスしただけで、やりたいようにプレイはできていた。ただ決めきれなかっただけだ」 レイカーズのJJ・レディックHC(ヘッドコーチ)は、後半に5人だけを使うことは「計画したものではなかった」と語った。『Elias Sports Bureau』によると、1998年以降のNBAプレイオフの試合で、後半に5人だけで戦ったチームはこれまでなかったという。 ウルブズはエドワーズが今シリーズで初めてチームのスコアリングリーダーとなった。そのほか、ジュリアス・ランドルが25点、ジェイデン・マクダニエルズが16点、11リバウンドを記録。ランドルは「次の1勝はさらに難しくなるだろう」とレイカーズを警戒するも、「しかし1年を通してやってきたように、お互いを頼り、お互いのためにプレイすれば勝つチャンスが最大限に高まると心から信じている」と、チーム一丸となって勝利を狙いに行くと語った。 第5戦は5月1日にロサンゼルスで行なわれる。