日本時間4月25日(現地24日)、ロサンゼルス・クリッパーズはデンバー・ナゲッツとプレイオフ1回戦第3戦を戦い、117-83で2連勝を飾った。 クリッパーズはカワイ・レナードが21点、11リバウンドを記録。さらにジェームズ・ハーデンとノーマン・パウエルはそれぞれ20点を挙げた。それでもタロン・ルーHC(ヘッドコーチ)は、「1試合大勝したからこれで終わりということではない」と、快勝にも気を引き締めた。 第3戦はクリッパーズの本拠地インテュイット・ドームで行なわれた。ナゲッツのベンチに近い「ザ・ウォール」セクションには、ヨキッチの動物好きをからかうために馬の帽子を被ったクリッパーズファンも見られた。 「最高に盛り上がったし、騒がしかった。予想通りだ。それが大きくリードできた理由の一つ」と、ハーデンはファンのサポートに感謝した。 ナゲッツは二コラ・ヨキッチが23点、13リバウンド、13アシストとシリーズ2回目のトリプルダブルを達成。ジャマール・マレーも23点を挙げたが、デイビッド・アデルマン暫定HCは「これでも十分ではなかった。決して我々の基準ではない、ディフェンスでは今夜よりもはるかに良い対応をしなければ」と、ディフェンス面の締め直しを誓った。 なお、クリッパーズは3ポイントを18本決めたが、ナゲッツはわずか7本。ベンチの得点もクリッパーズの31点に対してナゲッツは6点だった。 レナードは「全員が貢献した。全員にとって素晴らしい試合だった」とチームメイトを称賛しつつ、ナゲッツの巻き返しを警戒した。 「デンバーは素晴らしいチーム。彼らにはこれまでの経験がある。集中力を維持しながら協力してプレイしなければならない」 第4戦は再びロサンゼルスで27日(同26日)に行なわれる。