日本時間4月8日(現地7日)、ポートランド・トレイルブレイザーズは、ジェネラルマネージャーのジョー・クローニンと複数年契約延長に合意したと発表した。クローニンGMは2021年12月に暫定GMとなり、2022年5月に正式にGMに任命されていた。 今季ブレイザーズは4年連続でプレイオフ進出を逃しているものの、『ESPN』によると1月20日(同19日)以降は22勝16敗と勝ち越しており、その期間中のディフェンス効率はリーグトップ5だったという。 クローニンGMは、2022年7月にジェラミ・グラント、2023年9月にディアンドレ・エイトンとトゥマニ・カマラ、そして2024年7月にデニ・アブディヤを獲得するトレードを主導。ドラフトでも、2023年にスクート・ヘンダーソン、2024年にドノバン・クリンガンを指名するなど、ロスターの向上につなげた手腕が評価された。 チームのチェアマンであるジョディ・アレンは、「ジョーはGMとしてリーダーシップとビジョンを発揮しており、彼が長期的な勝利チームの基盤を構築し続けることを楽しみにしている。チームが前進することをみんな喜んでいるし、トレイルブレイザーズのバスケットボールの未来に期待している」と声明を発表している。 またクローニンGMも「自分に継続的な信頼を寄せてくれたことを嬉しく思う。また、ポートランドで勝てるチームを構築するという、我々の追求をさらに進める機会を信じてくれたことに感謝している。私のビジョンは、持続的な成功の可能性を秘めた競争力のあるロスターを擁し、すべての選手、コーチ、スタッフが成長できる文化を創造すること。これからが楽しみだ」とコメントしている。