元NBA選手のカーメロ・アンソニーがバスケットボール殿堂入りを果たしそうだ。『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が報じている。 現役時代に10度NBAオールスターに選出されたアンソニーは、2003年のNBAドラフトで1巡目全体3位の指名を受けてデンバー・ナゲッツに入団。リーグ屈指のスコアラーとして頭角を現し、ナゲッツでは通算564試合に出場して平均24.8点、6.3リバウンド、3.1アシストを記録した。 2011年にニューヨーク・ニックスへ移籍すると、2013年には平均28.7点を挙げて得点王に輝いた。その後はオクラホマシティ・サンダー、ヒューストン・ロケッツ、ポートランド・トレイルブレイザーズ、ロサンゼルス・レイカーズと渡り歩き、2022年に引退。キャリア19シーズンで平均22.5点、6.2リバウンド、2.7アシスト、FG成功率44.7%、3ポイント成功率は35.5%をマークした。レギュラーシーズンの通算2万8289得点は歴代10位である。 さらにアンソニーはオリンピックでもアメリカ代表として活躍し、2004年アテネで銅メダル、2008年北京、2012年ロンドン、2016年リオで金メダルを獲得。アメリカ男子オリンピックバスケットボール史上、最も多くのメダルを獲得した選手となった。