元NBA選手のマイク・ビビーが、サクラメント州立大学の男子バスケットボール部のヘッドコーチに就任した。ビビーはかつてサクラメント・キングスでプレイし、チームをプレイオフ・カンファレンス決勝へ導いたことがある。 ビビーは2012年にNBAを引退後、コーチに転身。高校、プエルトリコ代表、NBA、Gリーグと様々なカテゴリーで活躍してきた。 同大のアスレティックトレーナーはビビーの招聘について、「どれほど素晴らしいことか。ビビーコーチを紹介できることは、ここ数年のサクラメント州立大学における出来事の成功を物語っている。我々の大学は確実に上昇している」とコメントしている。さらに同大学長は、「マイクは単なるバスケットボールのレジェンドではなく、サクラメントのレジェンドだ」と語った。 なお、ビビーの就任が決まった後、シャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか)の息子が同大でプレイすることに口頭合意したという。 ビビーとオニールは2000年代前半、火花を散らし合ったライバルだった。しかし今では「いい関係を築いている。現役時代はそうではなかったかもしれないけどね」と笑って説明した。 同大は昨季7勝25敗と低迷。46歳のビビーはかつてのライバルの息子とともに、チームの再建を成し遂げられるか。