右ふくらはぎの深部静脈血栓症と診断され、無期限の離脱となったミルウォーキー・バックスのデイミアン・リラードについて、指揮官のドック・リバースHC(ヘッドコーチ)がコメントしている。 日本時間3月27日(現地26日)のデンバー・ナゲッツ戦を前にメディア対応を行なったリバースHCは、「我々にとって痛手なのは明らかだ。ただデイムにとってはもっと大きな痛手だろう。感情的なサポートは彼に向けるべきだ。私が最もサポートしたいのはデイムだ。我々はただ、彼が戻ってくることを願っている。非常に不確かな状況だが、今はより多くのサポートが必要な時なんだ」と、リラードを慮った。 バックスはリラードの復帰時期について明らかにはしていないが、リバースHCはチームの医療チームについて「本当に誇りに思っている」と語っている。 「彼らはあらゆる手を尽くした。どれだけの医師と話したか分からないよ。必要な検査はすべて行なわれた。デイムを安心させたし、それこそ我々がやろうとしたこと、そして最も重要なことだった」 リラード不在の影響は大きいものの、リバースHCはこの窮地でステップアップする選手を求めている。そんな指揮官の期待に応えるような、チームのピンチをチャンスに変える選手は現れるだろうか。